こんにちは、さみしいデザイナーです。
今回も漫画の紹介をしようかなと思います。
『僕はコーヒーがのめない』
原作:福田幸江さん、作画:吉城モカさんで全7巻で完結しています。
たくさんある料理マンガの中でも、コーヒーを題材にしている漫画は多くはないのではないでしょうか。
本作は最高のコーヒーを作るために様々な難題に挑戦する、飲料会社に勤める花山・加賀谷の2人が主人公のサクセスストーリーです。
私はコーヒーが好きでインスタントですが毎日2~3杯は飲んでいます。
ただ、好きといっても味が好きだな~という程度で、豆の種類や製法など詳しいことは何も知りませんでした。
本作はうんちくや知識量が豊富で、「カフェ・オレとカフェ・ラテの違いって何だろう?」などの身近な話題から、100グラム1万円以上するような高級コーヒーまで、今まで知らなかった珈琲についてのあれこれをいろいろ知れてシンプルに面白かったです。
暖かい感じの絵柄で、読んでいてほっとするような、内容がすっと頭に入ってくるようなそんな雰囲気の漫画です。
また、川島良彰さんというコーヒーハンターの方が監修についています。
コーヒー界隈では有名な方のようで、コーヒーを極めるために高校の卒業式にも参加せず海外に飛んだ熱い方らしいです。すごい。
川島さん自身、コーヒーについての本を出されているようなので、またそっちも読んでみたいです。絶対面白いんだろうな…。
全7巻とちょうどいい巻数で完結しているので、コーヒー好きの方や興味を持ってもらえた方にぜひ読んでみてもらいたいです。