こんにちは、ちゃらいアヒルです。
弊社で開発している「ポケットずかん」にてUnity2019ではどうしようも解決できない問題（Google Play Billing Library v4へのアップデートが2019では不可能）がありましたのでアップデートを行いました。
その際に発生した問題をまとめてみました。
Android
1.Releaseなのに「デバッグ可能な APK または Android App Bundle をアップロードしました」と言われるケース
Assets/Plugins/Android/AndroidManifest.xmlを確認し
android:debuggable="true"
↓
android:debuggable="false"
とすることで対応できます。
iOS
1.ビルド時「error: UnityFramework has conflicting provisioning settings」と言われるケース
ビルドオプションで指定するパラメータを
PROVISIONING_PROFILE_SPECIFIER=xxxx
↓
PROVISIONING_PROFILE_SPECIFIER_APP=xxxx
とすることで対応できます。
2.ビルド時「"_OBJC_CLASS_$_MPVolumeView", referenced from: objc-class-ref in xxxxx.o」と言われるケース
PostProcessBuild処理にてプロジェクトターゲットの取得方法が変更(非推奨)になったので
string targetGuid = proj.TargetGuidByName("Unity-iPhone");
↓
string targetGuid = proj.GetUnityFrameworkTargetGuid();
に変更し、必要なFrameworkの追加を行うように記載しました。
pbxProject.AddFrameworkToProject( targetGuid, "MediaPlayer.framework", true );
pbxProject.AddFrameworkToProject( targetGuid, "Photos.framework", true );
pbxProject.AddFrameworkToProject( targetGuid, "Webkit.framework", true );
2019系を使用しているケースはほぼほぼ無いと思いますが、同様の問題が発生している方の参考になれればと思います。
ではまた次回！
