こんにちは、そろそろ大手を振ってお出かけしたいみえないプログラマです。
Gitのバージョンをアップしないまま結構放置してしまっていたので、この間アップデートしたところ、git pull
を行った際に警告が出るようになりました。
Gitのリリースノートを読んでみると、2.27.0よりコンフィグでgit pull
のやり方を指定するか、git pull
時にオプションで--rebase
や--ff-only
をつけない状態だと警告が出るようになったようです。つまり、曖昧なgit pull
はやめよう、ということらしいです。
更に調べると、コンフィグでのgit pull
時の方法の指定は
--rebase
を自動で行わない(これまでどおりの挙動)--rebase
を自動で行う- fast-forwardでマージする
の3種類が存在することがわかりました。 この設定は上から順に、
$ git config pull.rebase false $ git config pull.rebase true $ git config pull.ff only
と実行すれば設定できます。
タイトルのように設定するには、2番目のコマンドを実行すればよいわけですね。
このコマンドはレポジトリ単位の設定のため、グローバルに設定したい場合は--global
オプションを付加してやればよいです。
この設定の中でも自動rebaseはレポジトリを破壊してしまうこともあるので、rebaseの挙動を理解してから設定したほうがよいかもしれませんね。