アヒルのある日

株式会社AHIRUの社員ブログです。毎週更新!社員が自由に思いついたことを書きます。

「描く人、安彦良和」展へ行ってきました!

こんにちは!ねむいデザイナーです。 8月に入り、気温が35度を超える日が連日続いていますね。 毎年感じていますが、今年は例年より暑さが増しているように思えます。 熱中症対策をしっかりして、体調にもしっかり気を付けていきましょう。

さて、前回のブログで美術館や展覧会にまつわるゲームをご紹介しましたが、今回は展覧会そのものについてお話ししようと思います。 というのも先日、兵庫県立美術館にて開催されている「描く人、安彦良和」展に足を運びまして、安彦良和さんの貴重な学生時代のノートや生の原画、小説、漫画の原稿などを見させていただいてきました。

「描く人、安彦良和」展のポスター

簡単に安彦良和さんをご紹介させていただくと、「機動戦士ガンダム」シリーズや「宇宙戦艦ヤマト」などの様々な作品にアニメーターやキャラクターデザイナー、アニメ監督として携わり、漫画家や小説家としても様々な作品を生み出しておられるすごい方です。

展示内容は安彦良和さんが実際に関わった作品の原画などが多かったのですが、やはり人体構造の理解やデッサン、クロッキーの大切さを実感しますね…。 うまく言葉に表せないのですが、きちんと「骨や筋肉が入った人間の形」をしているように感じます。 どんなポージングをしていても破綻がなく、骨や筋肉の凹凸や動きがわかる描画がなされていてとても感動しました。

あとはアニメーターの方々がよく用いる長いストロークでの描き方がやはり魅力的ですね。とてもかっこよかったです。 私もクロッキーなどをする際は長いストロークを意識して取り組むのですが、普段趣味でイラストなどを描く際はつい迷い線ばかりを描いてしまうので、普段から長いストロークで描けるよう意識していきたいですね。

そして安彦良和さんといえば何といってもメカ! 機械系は「描くことが難しいもの」の一つなのですが、どのメカも狂いがなく、完成に近づくにつれどんどんとかっこよさが増していくのがとてもよかったです。 デザインラフの端に描かれた担当者間のやり取りも読んでいて面白かったです。

…書ききれないですね。 展示物がとても多く、私は3時間ほどかけて見て回りました。 学べる事が多く、満足感もとても大きかったです。

「描く人、安彦良和」展の会場をチェックする安彦良和さん(兵庫県立美術館公式Xより)

「描く人、安彦良和」展は兵庫県立美術館にて9月1日まで開催されておりますので、皆さんもこの機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

猛暑に加え、最近は地震や台風など様々なことが起こっておりますが、皆さんも対策をしっかりなさってお過ごしください。