アヒルのある日

株式会社AHIRUの社員ブログです。毎週更新!社員が自由に思いついたことを書きます。

美術館や展覧会はお好きですか?

こんにちは!ねむいデザイナーです。 最近、まだ6月なのに気温が30度を超えるような暑さを各地で観測していますね。 体調管理に一層気を付けなければいけない季節になってきました。

さて、ガラッと話は変わりますが、皆さんは美術館展覧会などに足を運んだことはありますでしょうか。 私は先日大阪府内のとある美術館へ行ってきたのですが、新たな視点を得られたり、小さな発見ができたのでとても楽しかったです。 作品によって細かい技が施されていたり、同じような情景を描いていても人によってとらえ方や描き方が違ったりして、ついつい時間を忘れて見入ってしまいましたね。 引き込まれる作品や魅力的な作品と出会う機会があることはうれしいですし、このような機会を大切にしていきたいです。

そんな私が今回ご紹介するゲームは「Ib」というゲームです。 こちらのゲームは有名なゲームですので、ご存知の方も多いかもしれません。 簡単なあらすじを言いますと、主人公である少女イヴが両親とともに「ゲルテナ展」を訪れ、展示物を見て回るうちに奇妙な出来事に巻き込まれて「ゲルテナ」作品の世界へ迷い込んでいくお話です。

もともとフリーホラーゲームとして配信されていたのですが、昨年春にリメイク版としてNintendo Switchで遊べるようになり、同年秋にはPS4、PS5版も発売されましたので、様々なプラットフォームで遊ぶことができるようになりました。

私はこの作品の魅力は「大人と子供の違い」と「音楽」だと感じています。 「大人と子供の違い」についてはネタバレになってしまうので多くはお話しできませんが、イヴが難しい漢字が読めない仕様になっている点や、ギャリーだけが無個性を動かせる仕様になっている点、「赤い目の人形」のシーンや「スケッチブック」のシーンなど、大人と子供でできることが違ったり、考え方が違うところが印象的です。 「音楽」に関しては展覧会ならではの落ち着いた雰囲気を出しつつも、不安感をあおるようなどこか不思議な音とホラーの要素が盛り込まれており、プレイする人の心を揺さぶってきます。 毎回ドキドキしながらプレイさせていただいております。

またこのゲームはマルチエンドなので、何度も繰り返し遊ぶことができる点も魅力の一つです。 同じような選択肢を選んでも違うエンディングにたどり着いたり、今までに出てこなかったゲルテナ作品が出てきたりなど、やればやるほどゲルテナの世界観を楽しめます。 私はすでに4周ほど遊んだのですが、いまだに全てのエンディングの回収はできていません。 頑張ります。 よろしければ皆さんも遊んでみてくださいね。

そろそろ夏本番。 まだまだ気温が高い日が続くようですので、熱中症には十分お気を付けください。