こんにちは、みにくい社長です。
そろそろ4月の新卒社員の入社時期が近づいてきました。
毎年、自分が新社会人になった時のことを少し思い出します。
僕はずっとゲーム業界を志していたにも関わらず、プログラミングは初心者の状態でゲーム会社に入社しました。
わからないことだらけで最初は全然仕事がもらえなかったのですが、上司に恵まれ、あっという間にプログラミングができるようになりました。
上司に恵まれるというのは、上司が丁寧に教えてくれるという意味ではないです。
どちらかというと、コミュニケーションが得意ではない上司でした。
ただ、プログラミングに関しては一流で、プログラムを読むだけで多くを学習することができました。
さらにおススメの書籍を教えてもらったことで、プログラムだけでは見えない部分も理解することができ、大変感謝しています。
最初に読むべき本として薦められたのが、「CODE COMPLETE」です。
著者は元マイクロソフトのエンジニアで、コードの複数の書き方を可読性・保守性・拡張性の視点からどのように選択すべきかを、状況に応じて説明しています。
この本を読んだ後にプログラムを読むと、良い所と悪い所がわかり、更に理解が深まります。
下巻は内容が薄いので、上巻だけでも良いと思います。
CODE COMPLETE 第2版 上 完全なプログラミングを目指して | スティーブ マコネル, McConnell,Steve, クイープ |本 | 通販 | Amazon
次に読むべき本はEffectiveシリーズです。
言語ごとのエキスパートが執筆しているシリーズで、どれも言語特有のテクニックが詰まっています。
C++だと下記の3冊が発売されています。
- Effective C++
- More Effective C++
- Effective Modern C++
ここまではゲームと関係のない書籍でしたね。
最後にゲームプログラミングの書籍を紹介しますが、ゲームプログラミングは学問としての歴が浅く、普遍的な内容が書かれた本が少ないです。
Unreal EngineやUnityの本はたくさん出ていて、どれが良いかわかるほど読めておりません…
ゲームエンジンの基本を学ぶには、「ゲームエンジン アーキテクチャ」が良いと思います。
ゲームエンジンアーキテクチャ 第3版 | ジェイソン・グレゴリー, 今給黎 隆, 湊 和久, 加藤 諒 |本 | 通販 | Amazon
あとはグラフィックスの基本を学ぶなら、西川善司さんの「ゲーム制作者になるための3Dグラフィックス技術」がわかりやすいですね。
他にも弊社にはもっとたくさんの書籍がありますが、今回は初心ということで、ここまでとさせて頂きます。
では、またねー。