こんにちは、みえないプログラマです。
macOSでUnityの開発を行うと、微妙に使いづらいMono DevelopやVisual Studio for Macを使うことになりますが、その代わりにVisual Studio Codeを使うこともできます。
Visual Studio Codeはマルチプラットフォームで動作するので、Windowsでもこの設定を行うことができます。
Visual Studio CodeそのものについてやVisual Studio Codeの詳しい使い方については他の優良な記事に解説を譲ることにして、ここではVisual Studio CodeでUnityのスクリプトを書けるようになるまでを解説します。
1. Visual Studio Codeをインストールする
まず、Visual Studio Codeの本体をインストールします。
Windows、macOS共に公式からインストーラをダウンロードして実行することでインストールできます。基本的にインストーラの指示に従えば問題ないはずです。
macOSでHomebrewの環境を整えているなら、Homebrew Caskを使ってインストールすることもできます。
% brew cask install visual-studio-code
2. Monoをインストールする
この項目は、WindowsでVisual Studioがインストールされている場合はスキップできます。
後にインストールするコード補完機能を利用できるようにするために、Monoをインストールします。
Monoの公式ページからインストーラをダウンロードしてインストールするか、
https://www.mono-project.com/download/stable/
これもHomebrew Caskからインストールすることができます。
% brew cask install mono-mdk
3. Unityの設定を変更する
Unityを起動し、Preferences→External ToolsのExternal Script EditorのBrowseをクリックし、Visual Studio Codeの実行ファイルを指定します。
その後、Unityの適当なプロジェクトを開き、Assets→Open C# ProjectからVisual Studio Codeでプロジェクトが開かれることを確認します。
4. Visual Studio Codeに拡張機能をインストールする
ここまでで、Visual Studio CodeでUnityのスクリプトが書けるようになりますが、コードの補完やデバッグを行うことができません。そのため、いくつかの拡張機能をインストールします。
左の拡張機能パネルから検索して、インストールを行います。
C#
C#を開発するための拡張機能。これをインストールすることでコード補完が利用できるようになる。Debugger for Unity
Unityのデバッグを行うための拡張機能Japanese Language Pack for Visual Studio Code
Visual Studio Codeを日本語化する拡張機能
ここまで行えば、Visual Studioと遜色ないコーディングが行えるようになっているはずです!