こんにちは!するどいプランナーです!
今日は書籍の紹介を。
ブロックチェーンの「仕組み」に関する入門書としてとても分かりやすいと感じたこちらの一冊です。
本の前半はブロックチェーンを構成する多くの「仕組み」について、丁寧に分解して説明してくれています。
例えば、この本を読むまでは「マイニングとやらにはマシンパワーが必要らしい」くらいの認識でしたが、「ハッシュ値を使ったくじに当選するために、くじを引く回数を多くしたい。そのためにマシンパワーが必要。」ということがわかるようになります。
あるいはスマートコントラクトの仕組みを知れば、技術の根っこが同じであるNFTについて、企業側に乗り気なところが多いのは「転売されたときに販売元にもお金が入る」という部分に可能性を感じているのかなと考えられるようになります。
本の後半はもうちょっと技術寄りで、写経したらテストネットワークで実際にブロックチェーンを動かせるくらいの内容になっています。こういうところから何となくの工数感がわかるようになるのも、プランナーとしては大事なことだと思うので目を通しておきましょう!
知れば知るほど、ブロックチェーンの仕組みを考えた人達はすごいなと感心します。そして新しい技術がゲームに取り込まれるのがいつになるかはわかりませんが、アンテナは貼り続けておかないといけないですね・・・。
次回以降は「スマートコントラクト」「合意形成のアルゴリズム」「関連する法律」について書いていこうかと思います。
※補足:なおこの本を読んでも、暗号資産の値段が上がったり下がったりする理由は僕にはやはりわからないままでした・・・雰囲気なのかなぁ。