こんにちは!するどいプランナーです。
webブラウザでPythonを実行できるPyScriptを使ってみたので簡単にまとめました。
◆使い方
使い方は簡単で、
- headタグの中でCSSとJavaScriptを読み込む
- py-scriptタグの中にPythonのコードを書く
だけです。Hello Worldであれば以下のようになります。
※テキストで書きたかったのですが、実行されてしまうので画像化しています
◆サンプル:さいころを振る
例として「ボタンを押したらさいころを振る」を書いてみました。
メモ帳で作成して適当に.htmlとして保存すれば、ローカルで挙動を確認できると思います。
以下簡単な補足です。
ボタンに関数名を指定することで、押したときに呼び出す関数を指定できます。引数も設定できます。
表示を一度消さないと、新しい結果が次々追記されてしまいます。
消す範囲は要素名からElementを取得して指定できます。
結果の表示はdisplay()でtargetを指定して行います。
print()を使用した場合はターミナルっぽいところに別途表示されます。
◆まとめ
htmlを書くだけでPythonを実行できる&結果を確認できるのは大きな利点かなと感じました。
表示回りまできちんとしようとすると素直にDjangoなどを使った方がよさそうですが、細かいツールならこれで作るのもありなのかな・・・。
◆補足
ガチャやアイテムドロップなど確率系のシミュレートを行うことがあります。手早くExcelで済ませることが多かったのですが、複雑な仕様を反映しようとするとシートが複雑になったり、細かい仕様を変更したときに反映しにくいなどの欠点がありました。
Pythonコード化しメンテナンス性は上がったのですが、結果をもうちょっと共有しやすくしたいなと思いブラウザで見られるようにしようかなと考えていたところPyScriptが使えそうだったので試してみました。