アヒルのある日

株式会社AHIRUの社員ブログです。毎週更新!社員が自由に思いついたことを書きます。

ゲーム内AIについて

ダンドリ…ダンドリ…

 

どうも、ピクミン4の星から帰ってこれないおもろいプログラマです。

全要素達成して脱出したはずですけど、気付いたらまた舞い戻ってるので、もしかしたら頭に葉っぱ生えてるかもしれません。

個人的にはもう少し難易度高い対戦用CPUを用意してほしかったですね…。

 

ということで今回はピクミンを例にしてゲーム中AI周りについてちょっと触れていきたいと思います。

最近だとAIといえばチャットGPTのような対話型AIや画像生成AIが話題ですが、このあたりは今回はおやすみです。

さて、ゲームを作る上でAIを作成する場合、基本的に3つのAIとして実装することが多いです。

 

メタAI

…ゲーム全体の管理/状況を判断しプレイヤーへのゲーム体験を構築する

ナビゲーションAI

…ナビメッシュやパス検索を用いた経路探索

キャラクタAI

…各キャラクタ自身の自律的な判断部分

 

この内、ナビゲーションAIとキャラクターAIについてはピクミン内では特にわかりやすいかと思います。ピクミンや原生生物の動作がキャラクターAI、ピクミンの運搬経路やプレイヤーやオッチンの自動移動がナビゲーションAIによる挙動ですね。

 

ではピクミン4におけるメタAIとは…?

ピクミン4では敵キャラ配置は固定であり、地下においてもランダム要素は無かったかと思います。メタAIの介入できる要素が無いように見えますがどうなのでしょうか。

自分としては、2箇所ほどメタAIとして感じている箇所があります。

 

1つ目は「フィールド上の縦穴内アイテム」です。

初回は固定のような気もしますが、2回目以降の復活ではソザイか爆弾かといった部分がプレイヤーの所持情報や進行状況に応じて変更されているのでは、といった推測です。

 

そして2つ目は「ダンドリバトルの制御」です。

まず間違い無いのはプレミア品の内容や倍率の決定部分です。何度か遊ぶとわかりますが、プレミア品は現状不利側に優しい内容になっていることが多く感じます。

また、敵CPUの制御に関してもプレイヤーに負荷をかけてくる特性上キャラクタAIよりメタAI寄りかと思います。とはいえ、プレイヤーの動きに対応する行動はほとんど見られないため、ちょっと自信は無いですが…。

 

※メタAIについてはプレイヤーの目に直接触れる部分では無いので推測といった形になってしまいがちです。見当違いな事を言っている可能性もありますので、ご了承ください。

 

こういうゲーム解析をしながらゲームするのも楽しいですね。

みなさんも解析すると面白いゲームなどあれば教えてください。

 

では、またー。