アヒルのある日

株式会社AHIRUの社員ブログです。毎週更新!社員が自由に思いついたことを書きます。

意思決定の練習

こんにちは、みにくい社長です。


僕は昔からやりたいことがいつもあったので、やりたいことが見つからないという状況がよくわからなかったのですが、色々な人の話を聞いているうちに、あることに気が付きました。

やりたいことがない人は、やりたいことを見つけるために色々なものを買ったり、経験したりしているようなのですが、それはおそらく逆効果です。
例えば、たい焼き屋さんで、あずきとクリームのどちらにしますか?と聞かれたら、そんなに迷うことはないと思います。
でもコンビニやスーパーでごはんを買う時は、結構迷いますよね。
ラーメン屋さんやカレー屋さんよりも、メニューの多いレストランの方が注文で迷うことが多いと思います。

つまり選択肢が多い程、意思決定は困難になります。
お金に余裕が無い人、選択肢が無い人の方が意思決定は簡単で、逆に裕福で選択肢が多い人は意思決定が難しいはずです。
迷ったら複数買えばいい、と思うかもしれません。
でもそれは解決にはならず、意思決定を先送りにしてしまいます。
未開封のゲームや本が家に積まれていることはないでしょうか。
それは買う時に「自分が本当にやりたいこと」を絞れなかった結果かもしれません。

 

昔と比べると、色々な場面で選択肢は増えていると思います。
選択肢が多くても、すぐに決断できる人もいますよね。
自分が何が好きかがはっきりしていれば、すぐに決断することができるということです。好き嫌いは良くないと言われたりもしますが、今時はあった方が良いのかもしれません。

 

では、どうすれば決断できるようになるのか。
最近子供と一緒に試している方法があります。
「一番好きなものはなに?」と聞かれても、選択肢が広すぎてイメージできないですよね。なので選択肢を減らして、全て2択にしてみます。
「カブトムシとクワガタのどちらが好き?」→「カブトムシ」
「カブトムシと鬼ごっこは?」→「鬼ごっこ」
「鬼ごっこと宿題は?」→「鬼ごっこ」
のように、勝ち残りでジャンルを問わずになんでも比較していきます。
答えが変わらないようになるまでひたすら続けます。
ちなみに、息子は「牛乳」より好きなものは無いようです。
まさか父親が牛乳に負けるとは思いませんでしたw
遊びでも真剣にやると自分の好みに気付く練習になるので、是非試してみてください。

 

では、またねー。